文書提出命令の申し立てについて

12月2日

文書提出命令の申し立てに関し、年内に裁判所の判断が出ると言われています。
申立から、最近提出された書面をアップします(既に掲載済みのものもありますが、再掲いたします)
なお、年度がかわって組織変更があったため、今年度より文書所持者、監督官庁が変更しています。

2015年7月24日文書提出命令申立て
2015年12月18日 意見書(1)内閣官房副長官補(文書所持者)
2016年1月8日 意見書(1)内閣官房長官(監督官庁)
2016年2月9日 意見書(2)内閣官房副長官意見書(2)内閣官房長官補
2016年3月18日 原告 意見書(文書提出命令関係)意見書⑴⑵への反論)訂正申立書
2016年5月9日意見書(3)内閣府政策統括官(原子力防災担当)意見書(3)(内閣総理大臣安倍晋三) 
2016年7月14日求意見書(裁判所)
2016年8月31日 意見書(4)内閣総理大臣(監督官庁)

▼以下、新たに提出されました。
2016年10月25日 報告書(1) 添付資料 内閣府政策統括官(原子力防災担当)
2016年11月10日 報告書(2) 添付資料 内閣府政策統括官(原子力防災担当)

次回12月15日第29回口頭弁論期日

11月21日

次回の口頭弁論期日と、期日後の学習会についてのご案内します。



12月15日第29回口頭弁論期日

裁判報告・学習会
「東電の闇―報道されない大事なこと 汚染水から原発分社化まで」



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▼チラシ(ドロップボックスからPDFファイルが開きます)
オモテ
ウラ

注目すべき点の一つは、原告らが申し立てている文書提出命令についての判断を、裁判所が近いうちに示すと思われる点です。

多くの方に傍聴に来ていただきただき、この訴訟の社会的関心の高さを示すとともに、未だ福島第一原発「事件」の被害は続いていることを裁判所に対してもアピールできればと思います。
周りの方にもお誘いのうえ、ぜひご参加してください。

期日後には報告集会&学習会を予定しています。
今回は、原告でもあるたんぽぽ舎の山崎久隆さんを迎え、「東電の闇―報道されない大事なこと 汚染水から原発分社化まで」と題して、本件訴訟の背景ともなるべきお話を伺います。
ご期待ください。

本件被告でもある、勝俣、武藤、武黒に対する業務上致死傷事件の公判も近いうちに始まるであろうと思います。
山崎さんの話を聴き、現状と、東電株主代表訴訟における被告らの責任をあらためて考える機会になればと思っています。

【スケジュール】
12:30~ 原告によるアピール
  東京地裁正面玄関前(霞が関駅A1出口を出て裁判所に向かう通りの前辺り)
  ▼東京地裁
  東京都千代田区霞が関1-1-4
 (地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分,地下鉄東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩3分)
  ▼地図
  http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html

13:30~ 第29回口頭弁論期日
       東京地裁103号法廷

15:00~期日後の報告会&学習会
※14:30 通行証を配布予定。
●会場:衆議院第2議員会館第1会議室(1階地下)
   (裁判所から地下鉄で1駅)




前回期日の感想と動画

10月25日
たいへん遅くなりましたが、前回の期日、報告&学習会参加者の感想をご紹介します。また、Uplanさんが録画動画配信してくださいました。いつもありがとうございます。
おしどりマコ・ケンさんのお話、一人でも多くの方に見ていただきたいと思います。
ご参加いただけなかった方、また、もう一度見たい方も是非ご覧ください。

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期日後の記者会見(司法記者クラブにて)

YNさん(愛知県瀬戸市)
 おしどりマコ・ケンさんのトークを初めてききました。早いテンポで面白く聞けました。そして内容が濃くて、最新の情報を知ることができて、有意義な時間でした。
 「ドイツの国民なら20mSVは受け入れない。日本人は受け入れている」という話がとても印象に残りました。受け入れてはいけないので、この話を友人達に紹介していこうと思います。

HTさん(東京都小平市)
甫守一樹弁護士に詳しく話していただき、復習ができ、自分の頭の中の確認と整理ができました。ありがとうございました。
おしどりマコ・ケンさん 継続して積み重ねてこられた知識があっての今日のお話、そして軽妙な語り口、あざやかなトークショーでした!!勉強になりました!!!喘息お大事にしてください。そして“継続”がんばっていただきたい、唯一無二の二人だから。
みなさま大変ありがとうございました。

KHさん(埼玉県新座市)
 (推進派の発言として紹介のあった)原発に事故があってもちゃんと住民は生きていけるというモデルケースを日本が示すことで、原発を世界に輸出できる、なんてお役人が考えるとは思えない、悪業ですよね。
 よく調査・取材してくださり、頭が下がります。

MIさん(埼玉県熊谷市)
 私は柏崎刈羽原発の地元の柏崎市荒浜の出身です。東電株主訴訟の傍聴には30回近くになってやっと参加できました。
福島原発のその後の状況を知るにつけ、原発は廃炉にしなければならないと、強く思いました。甲状腺がんの問題と海の放射能汚染の今後が心配です。柏崎刈羽も絶対再稼働は阻止しなければなりません。

SMさん( 埼玉県富士見市)
 マコ・ケンさんありがとう。
私も「御近所変えよう」活動しています。
毎週1回は原発、安保法制の真実を伝えようとチラシをまいています。







第28回口頭弁論期日報告

10月23日
遅くなりましたが、今回の口頭弁論期日の報告です。



【口頭弁論期日】
 10月13日(木)、東京地裁103号法廷で第28回口頭弁論期日が行われた。10時開廷と、いつもより30分早い始まりだったためか、傍聴席は6、7割の入りで空席が目立ったのは残念だった。というのも、今回は原告側が申請していた政府事故調の調書記録の文書提出命令申立てで大きな前進があり、原告側の準備書面(20)に基づく意見陳述も、東電側の「大津波を予見できなかった」という言い訳にとどめを刺す迫力ある内容だったからだ。
 今回の期日には、原告側から東電の津波対策の懈怠につき全面展開した準備書面(20)を提出し、東電からは前回の原告の主張への反論となる準備書面(20)、当該被告ら3グループからは原告の約5兆5億円から約9兆5億円への請求の拡張申立の棄却を求める準備書面(5)と答弁書が提出された。
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 大竹裁判長は双方に対して書面の確認をし、今後必要があれば反論をするよう指示した後、文書提出命令について経過を報告した。まず、裁判所が国(内閣府政策統括官)に対して、いわゆる黒塗りの部分とグローマー拒否(文書があるかどうかも明らかにしない)について、民訴法上の除外事由に関する資料の追加を求めたところ11月半ばに提出するとの回答があったこと、また公開されている吉田元所長、元原子力安全・保安院の名倉審査官、小林審査室長の調書の黒塗り部分について、インカメラ(裁判官のみで内容を確認し判断する)手続きを決定し、国からは10月14日までに提示するとの回答を得たこと。そしてそれらを検討後、年内を目標に提出命令について判断をしたいと述べた。長引いていた文書提出問題がようやく一歩前進したわけだ。
 また裁判長は、文書提出命令の検討と並行して、裁判所が広範な争点を整理し、骨子となる論点をまとめたものを作成し、年明けにも示したいとの考えを明らかにした。
 次に原告側が準備書面(20)に基づき意見陳述を行った。陳述に立った甫守弁護士は、東電側が国の地震調査研究推進本部(推本)の「長期評価」の信頼性が低い、確実に大津波が来るという科学的根拠を示せと主張していることに対し、そもそも、それほど確実でなければ対策しないという前提が間違いで、科学的に起きないことが否定できないなら対策をするのが当然と述べ、ここに東電の安全文化、リスクマネジメントのゆがみがあると断じた。また、東電が固執する「津波評価技術」は大津波への対策を免れるべく、自らに都合のよい手法を権威付けるため、ほとんどが電力関係者からなる土木学会津波評価部会で策定した自作自演の産物である。事故後「経営理念を優先させた」と反省も見せたタスクフォースの「安全改革プラン」でもなお、推本の「長期評価」に対し、「津波評価技術」を第三者機関が策定したかのように並立的に扱っている。が、そこの反省抜きには、反省したことにならないと指摘。東電の津波対策の懈怠は明らかであると結んだ。明快で熱のこもった陳述に、原告席も傍聴席も納得!の表情がうかがえた。
 最後に裁判長は、次回12月、次々回1月の期日を確認し、この日の法廷を終了した。

【記者会見】
 前日に文書提出命令のニュースが流れたこともあり、会見場にはいつもより多くの記者が集まり、質問もその点に集中した。それに答えて海渡弁護士は、時間はかかっているが、裁判所は文書を出そうとしない国に対し丁寧に議論を進めており、並々ならぬ意志が表れていると言明。裁判所が必要と認めて提出命令を出した場合、国は抗告できるが、当事者でもない国が出さないと言えるのか、そうさせないためには世論の高まりが必要だと、記者達に奮起を促した。原告の木村さんは、福島の人々の人生や生活をずたずたにした事故を起こした私企業を国はどこまでかばうのかと訴えた。

【報告・学習会】
 裁判の内容をわかりやすく伝えようと、今回は30分かけて甫守弁護士から報告してもらった。文書提出命令に関しては、グローマー拒否など法律が前提としていない事態にどう対応するか、大竹裁判長の度胸が問われる状況であるとし、期待されていた今年度内の判決はありえないだろうと予想。さらに今回の書面では、東電の「(福島沖で津波は)有史以来なかった」という主張の誤り、「津波評価技術」は土木学会津波評価部会の自作自演によること、タスクフォースが出した「安全改革プラン」のまやかし、1.0というありえない補正係数の問題など、今まであまり触れてこなかった点にも踏み込んだとの説明があった。
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 学習会は、おしどりマコ・ケンさんに取材報告をしていただいた。11年3月以来、東電の記者会見や県民健康調査会議の傍聴などに参加し続けている彼らの粘り強い姿勢と鋭い感性、驚くほどの情報量と知識には本当に感服するばかりで、力量的にも紙面の都合からも内容をすべてお伝えできないのが残念! 軽妙な弾丸トークから特に印象に残った点は、東電の記者会見に参加する記者が11年には100人もいたのに、今は10人程で、しかも知識の無いビギナーばかりになっていること、逆に県民健康調査会議の傍聴者は子ども達の健康を心配する地元の人達で80~90人に増えていること、凍土壁は固まらず漏えいが深刻なこと、タンクも間に合わず、漏れるので使わないはずのフランジタンクを再利用し、やはり漏れているが、放射能が微量、軽微の漏えいは報告義務を無くすなど、施設の保安規則がどんどん緩められていること、汚染水を海へ捨てることに資源エネルギー庁が困惑するほど規制庁がイケイケなこと、汚染土の量を減らすため、従来の規制値100ベクレルを、「新概念」により8,000ベクレル以下は公共事業で使うことを決め、着々と進めていること等々。最後にマコさんは、ドイツの放射線防護庁に行ったとき「妊婦や子どももいるのに、20ミリシーベルトを国民が受け入れたのか? ドイツの国民なら許さない」と言われ、「自分も受け入れたのだ!」と衝撃を受け、今後は絶対受け入れないぞー!と誓ったと話した。そして、原発推進勢力は「日本の原発は事故を起こしても大丈夫。広島、長崎を経た国民が受け入れている」という形で、さらに進めようとしているとの警告で締めくくった。これをどう受け止めるのかが、私達に問われている。貴重なお話と時間に改めて感謝! マコ・ケンさんのショーにも足を運び、応援しよう!
(原告:まめこ記)

本日提出書面


10月13日
本日の期日での提出書面をアップします。



原告 ・10月11日付準備書面(20)
本件原発に係る東電の津波対策の懈怠にテーマを絞り,これまで詳しく述べて来なかった事実を中心に,基本的に時系列に沿って事実を整理。補助参加人第18準備書面および第19準備書面の個別の論点に対する反論も含む。
     ・10月11日付証拠説明書(20) 
被告(勝俣ら代表経験者グループ):10月7日付第5準備書面 原告ら請求の拡張に対する答弁
被告(武藤ら原子力担当グループ):10月7日付第5準備書面 同上
被告(その他グループ):10月7日付答弁書            同上
補助参加人  ・10月7日付第20準備書面
        原告ら準備書面(19)への反論
            ・10月7日付証拠説明書(20)丙147~丙154号証
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NoNukes0311

Author:NoNukes0311
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