6月1日第33回口頭弁論期日

5月18日
次回の口頭弁論期日についてお知らせいたします。


6月1日第33回口頭弁論期日
裁判報告・学習会報告&学習会「脱原発ホンネ・トーク」

本間龍さんと斎藤貴男さん


▼チラシ(グーグルドライブからPDFファイルが開きます)
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前回の期日において、原告らは被告を勝俣氏、武藤氏、武黒氏、小森氏、清水氏の5人に絞り、外の取締役らへの訴えを取り下げました。
原告らは、政府事故調のヒアリング記録の開示の同意もしくは、聴取されていない被告においては陳述書の提出を求めておりました。
裁判所も応じるように何度もうながしましたが、ついに被告らは応じることはありませんでした。
5人以外の元・現取締役らの責任がないというわけではありませんが、訴訟の迅速な遂行のためにも、最も責任の重い事が明らかな者に絞って責任追及する方針を固めました。
業務上過失致死傷事件の被告人として強制起訴された勝俣氏、武藤氏、武黒氏の刑事裁判も、まもなく始まるだろうと言われています。

多くの方に傍聴に来ていただきただき、この訴訟の社会的関心の高さを示すとともに、未だ福島第一原発「事件」の被害は続いていることを裁判所に対してもアピールできればと思います。
周りの方にもお誘いのうえ、ぜひご参加してください。

期日後には報告集会&学習会を予定しています。
著述家の本間龍さんとジャーナリストの斎藤貴男さんをお迎えして、原発とメディアの問題に切り込みます。
みなで学ぶ機会にしたいと思っています。
ご期待ください。

【スケジュール】
9:30~ 原告によるアピール
     東京地裁正面玄関前(霞が関駅A1出口を出て裁判所に向かう通りの前辺り)
     ▼東京地裁
     東京都千代田区霞が関1-1-4(地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分,地下鉄東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩3分) 
     ▼地図
     http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html

10:30~ 第33回口頭弁論期日
        東京地裁103号法廷
12:30~期日後の報告会&学習会
 報告:甫守一樹弁護士
 ※12:00 通行証を配布予定。
 ・申し込み等不要・無料
●会場:衆議院第一議員会館(1階)国際会議室(裁判所から地下鉄で1駅/徒歩約15分)

東電株主代表訴訟学習会の報告

5月16日
第32回目の口頭弁論期日後の裁判報告後の学習会の報告をアップいたしました。


 今回の学習会は「原発事故の費用と負担」と題して、龍谷大学の大島堅一教授を迎え、大変有意義な時間を持つことができました。
 そもそも原発のコストは世代をまたぐほどの超長期で不確実なものであったのですが、福島原発事故後、原発の建設費用は高騰、核燃料サイクルも泥沼なのに継続で、コストはさらに拡大。
 事故処理費用は6年をへてなお拡大で、予想もつかぬ青天井。その負担を誰がするのか。事故を起こしたら起こした人が払うのが当然で、払えないなら「はい、それまで」となるはず。ところが福島原発事故直後の2011年6月14日に、「原子力事業者に対し……上限を設けず……何度でも援助し……」なんて政府の支援の枠組みが閣議決定されていたとは。この時期、福島県をはじめとする被災者たちはまだ混乱と不安のさなかにいたであろうに。東電救済のための政策はきわめて迅速なのです。
 そして負担の仕組み(電気料金・税による国民負担)は耽々と練られてきていました。大島先生は旧来の電力供給体制の第1段階から電力自由化後の第2段階と丁寧に説明されていましたが、私が乱暴に要約すれば「総括原価方式」から「託送料金」へとなります。
 この託送料金に、最近登場してきた「過去分」という何とも怪しげな言葉が入ってきます。「事故前に確保されておくべきであった賠償への備え」? 事故は起きないと言っていたのに? 新電力に押し付けるために「……過去に安価な電気を等しく利用してきたすべての需要家が公平に負担することが適当であり、そうした措置を講ずることが、福島の復興にも資する……」 
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 恥ずかしながら、私も「過去分」に腹を立ててはいても、「福島のためなら責任あるし、ただし再稼働は絶対許せない」と思っていました。しかし、「過去分」は過去分ではなく、東電・大手電力会社が支払うはずの賠償資金の一部なのです。
 事故を起こしたものがなんら責任を問われることなく多額の費用負担を消費者に強いる。「託送料金」は本来、送電部門の費用を回収するものです。それが情報公開もされず、チェックされることもなく、打ち出の小槌と化す。
 原発事故費用の負担については透明な場で議論すべきというのは全く正論です。被害もその費用も何から何までうやむやにして、訳が分からないから繰り返す。そんなことは許されません。
 費用負担の法制化はまだ決まったわけではないそうです。阻止するためにふんばりましょう。
(ねり)

【ご参考】
パブリックコメント募集中(6/5(月)まで)
「原子力利用に関する基本的考え方」策定に向けた御意見の募集について
案件番号095170510定めようとする命令等の題名-
根拠法令項-行政手続法に基づく手続であるか否か任意の意見募集問合せ先
(所管府省・部局名等)原子力政策担当室(川島、澄川)、電話03-6257-1315(直通)
案の公示日2017年04月27日
意見・情報受付開始日2017年04月27日
意見・情報受付締切日2017年06月05日
意見提出が30日未満の場合その理由
関連情報意見公募要領(提出先を含む)、命令等の案

東京電力株主代表訴訟・第32回口頭弁論期日 [報告]

5月15日
遅くなりましたが、前回の期日の報告をお送りします。


<日時>2017年4月27日(木)午前10時00分より
<場所>東京地方裁判所第103号法廷

~重大な局面を迎えた東電株主代表訴訟~
大竹裁判長から最初に以下が述べられた。
・左右陪席裁判官の交代があったこと、裁判長は変わらず、引き続き新しい裁判官のもとでも,これまでの訴訟活動を維持すること。
・原告から被告22人の訴えの取り下げの申し立てがあり、被告から同意書が提出され、被告は勝俣、武藤、武黒、小森、清水の5人に絞られた。
(※裁判長は〈社長グループ〉〈原子力担当グループ〉と呼んでいた)

次に、裁判長は、3月31日に裁判所が作成した「争点骨子整理案」に対して、原告の主張する「予見可能性」の対象が明確性を欠いている、つまり具体的な対象が定まっていない、と被告側から指摘されているので、原告側に整理するようにと述べた。
これに対して、海渡弁護士からは、重大な論点であるが、局面ごとに違っていてもいいのではないか? しかし、その内容について追加書面を出すことを考えていると発言。
5月19日ぐらいまでに提出してほしい旨の発言が裁判長からあった。
また、裁判所が作成した「争点骨子整理案」については、被告側補助参加人も追って提出することが伝えられ、海渡弁護士からは、原告側も追加を考えていると述べた。

「それをひとつの材料として、議論を深めましょう」と裁判長。

ん? これから本格的な議論を深めるのか?と一瞬思った。
5人に絞ったことで、裁判のスピード、焦点とも格段に上がることは間違いないと思われる。
これからが本格的なんだ!と改めて実感した。
裁判長に、他になにか意見は?と促されて、河合弁護士が補足発言。
「当初、福島原発事故の処理費用が5兆5千億円と見積もられ、その金額を会社に対して損害賠償せよ、ということでこの訴訟は始まったが、それが9兆482億1300万円になり、昨年12月には経済産業省の東京電力・1F問題委員会が、21兆円5千億円の費用がかかると発表した。
さらに、日本経済研究センター(日経新聞のシンクタンク)の3月7日の発表によると、処理費用は70兆円に上るとの予測。これは今年の国家予算に近く、一般税収の50兆円を超える金額だ。原告として請求額を変更することも今後検討する」

最後に、裁判長から今後の期日について説明があり終了した。

この後、記者会見に移った。
今回被告22人の訴えを取り下げ、人数を5人に絞ったことで、報道各社が詰めかけた。質問も相次いだが、報道自体は大きくは取り上げられていない。

時事通信web版より;
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042700683&g=eqa
【東京電力福島第1原発事故をめぐり、津波対策を怠ったとして歴代経営陣の27人に約9兆円の賠償を求めた株主代表訴訟で、株主側は27日、勝俣恒久元会長ら5人を除く22人への訴えを取り下げた。裁判を早期に進行させるためという。
 他の被告4人は、武藤栄、武黒一郎両元副社長と、清水正孝元社長、小森明生元常務。勝俣、武藤、武黒各氏は検察審査会の起訴議決を受け、強制起訴もされている。
 訴訟で株主側は、勝俣氏らに対し、東電へ約9兆482億円を支払うよう求めている。被告側は、津波は予見できなかったなどとして全面的に争っている。(2017/04/27-12:39)】

東京新聞の記事では、上記記事内容のほかに以下が明記されていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201704/CK2017042702000238.html
【閉廷後に記者会見した株主側の海渡雄一弁護士は「津波対策を先送りした人たちに絞り、極めてシンプルな訴訟になった」と話した。今後、請求額を約二十一兆五千億円に増やす方針を示した。】
(原告:向井)

東電株主代表訴訟 第32回口頭弁論期日感想と動画

5月1日
前回の4月27日の口頭弁論期日、報告&学習会へのご参加、ありがとうございました。
参加者の感想をご紹介します。また、Uplanさんが録画動画配信してくださいました。
いつもありがとうございます。
期日後の報告&学習会では、甫守弁護士から株主代表訴訟の意義から説き起こした解説を頂きました。また、大島堅一さんからは「原発事故の費用と負担」と題し、費用負担の問題を丁寧に解説頂きました。
改めて、福島第一原発事故の責任追及の重要性を再認識できたことと思います。

次回口頭弁論期日は
6月1日(木)10時半~東京地裁103号法廷
です。
よろしくお願いいたします。



◆H.I.さん(埼玉県戸田市)
ふだん、法廷に入ることないので、原告が原告席にたくさんいることが、とてもパワーを感じました。
満席にならないのは、やはり時間でしょうか。
土、日なら絶対、満席ですのに、残念です。また平日に来れるときには参加します。

◆M.Y.さん(川崎市)
日本経済研究センターの試算によると、福島第一原発事故の処理費用が)70兆円に膨らむとの河合弁護士の発言に、傍聴席のあちこちから小さなどよめきが起きました。
世界、日本に伝えてください。インドも(費用がかかりすぎると原発の輸入を)考え直すかも。
お金の話にしないと分からない人が多いのでは。 

◆T.K.さん(豊島区)
(学習会・大島堅一さんのお話)東電と国が国民を騙すテクニックを理解できた。

◆K.K.さん(府中市)
(学習会・大島堅一さんのお話)「東電救済策」(審議中の原賠機構法改正案)のヒドさを実感し、あらためて腹が立ちました。





第32回口頭弁論期日提出書面など

4月27日

本日提出(陳述)書面等(前回期日から提出された書面含む)をアップします。
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原告:
4月27日付訴えの取り下げ
原告らは被告を責任の重い勝俣恒久、小森明生、清水正孝、武藤栄、武黒一郎の5名に絞り、他の被告への訴えを取り下げの申し立てを行いました。
4月27日付け立証計画メモ
4月27日付け弁論の更新手続きにあたっての意見
被告(勝俣ら代表経験者グループ):
平成29年4月17日付主張骨子整理案についてのメモ
被告(武藤ら原子力担当グループ) :
平成29年4月17日付ご連絡(主張骨子整理案について)
被告(その他グループ) :
平成29年4月17日付ご連絡(平成29年3月31日付主張骨子整理案について)
補助参加人:
3月31日意見書(原告ら検証申出書に対する意見書)
プロフィール

NoNukes0311

Author:NoNukes0311
東京電力取締役の責任追及する:東電株主代表訴訟の公式ブログです。
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▼カンパのお願い
郵便局口座:00140-3-633169 「東電株主代表訴訟」

銀行口座:
[New]城南信用金庫 新橋支店(普通) 4 8 0 7 8 2 「東電株主代表訴訟」
三菱東京UFJ 銀行 多摩センター支店(普通)0229479「東電株主代表訴訟」


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