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第49回口頭弁論期日、報告会「刑事裁判判決を受けて」動画

10月3日
第49回口頭弁論期日では、準備書面(41)(42)について、主に9月19日の東電元役員らの刑事裁判判決の問題点(①2月16日の御前会議、②長期評価に根拠、信頼性がない、という説明があったのか、③土木学会に検討を依頼したことの意味)を中心に、甫守一樹弁護士がプレゼンテーション資料を用いて説明を行いました。
報告会では、「東電刑事裁判判決を受けて」と題し、甫守弁護士から、法廷でのプレゼンを交えながら、より具体的でわかりやすい報告が行われました。引続き、福島原発告訴団団長の武藤類子さんより、判決の日の法廷の異様な風景、思い、そして、”放射能安全安心神話”の広がりと、被害者が住居を奪われている過酷な状況についてうったえられました。
以下、ツイキャス録画を共有いたします。
▼20190926東電株主訴訟地裁前行動
https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/569170149
▼20190926東電株主訴訟口頭弁論後の報告集会2
https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/569179735
▼20190926東電株主訴訟口頭弁論後の報告集会2
https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/569186023 
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本日陳述書面

9月26日
本日提出(陳述)書面をアップします。

当 方:
準備書面(41)(刑事事件から明らかになった事実3)
準備書面(42)(貞観津波の知見に基づく津波の予見可能性)
証拠説明書(51)(甲556~甲609)
相手方(補助参加人東京電力):
第32準備書面(原告ら準備書面(38)及び同(39)に対する反論)結果回避可能性についての反論)
第33準備書面(文書提出要請10に対する回答)(御前会議の添付資料は不見当、破棄・隠匿した事実はない。)
証拠説明書(31)(丙205~丙207)
相手方(被告勝俣、清水):
特になし 
被告(武黒一郎,武藤栄、小森):
特になし

東電役員違法行為差止請求訴訟第1回口頭弁論期日

7月26日

 6月16日、東海第二原子力発電所を持つ日本原電に対して、東京電力が経済支援をすることを差止める訴訟を、本件原告でもある東電株主らが提起しました。
 東電は昨年3月30日に、日本原電に対して、東海第二原発の工事費用の経済的支援をする意向を表明しました。しかし、日本原電は恒常的な財政不足に苦しんでおり、東海第二原発の再稼働について周辺自治体の同意を得られる見通しも立たず、経済支援をしても、それを改修する見通しは全く立ちません。そもそも、東電は福島第一原発「事件」を引き起こした当事者であり、その甚大な被害は留まるところを知らず、その責任を果たせていません。巨額な税金を投入してやっと生きながらえてる企業です。そのような東電が他社を経済的支援するなど、言語道断です。
 そこで、株主らが、東電の代表執行役である小早川智明・文挟誠一両氏に対し、経済的支援は善管注意義務・忠実義務違反に当たるとして、その行為の差止を求める訴訟を提起しました。
 本日、第1回口頭弁論期日が開かれましたので、書面等をアップします。
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期日後の記者会見(司法記者クラブ)

事件番号
 令和元年(ワ)第15836号 違法行為差止請求事件 
被告
小早川智明、文挾誠一
訴訟の種類
 違法行為差止請求訴訟(会社法422条1項)
請求の趣旨
 被告らは,東京電力ホールディングス株式会社を代表して,日本原子力発電株式会社に対して違法行為目録記載の各行為をしてはならない。
違法行為目録
 1 日本原子力発電株式会社に対して東海第二発電所の電気料金を前払いすること
 2 日本原子力発電株式会社の債務を保証すること
 3 日本原子力発電株式会社に対して貸付を行うこと
 4 上記1から3を組み合わせるなどして日本原子力発電株式会社に対して経済的支援をする行為一切
本日提出(陳述)書面等
当 方:2019年6月18日付訴状 一部マスキング
     甲1~甲78
    意見陳述要旨 *8/1追加
被告ら:令和元年7月19日付答弁書
その他:東電が補助参加申出
次回期日等
9月12日(木)午後3:30 東京地裁706号法廷

期日後の記者会見&報告会  *8/1追加

Uplanさん、いつもありがとうございます。

第48回口頭弁論期日、動画と報告&学習会参加者の感想

7月18日(2)
 第48回口頭弁論期日、報告&学習会参加者の感想をご紹介いたします。
傍聴や報告&学習会に参加してくださったみなさま、あらためてありがとうございました。
動画も併せてご覧ください。
Uplanさん、いつもありがとうございます。

報告&学習会参加者の感想

新宿区 INさん
 学習会で上映された短編映画は、ドキュメンタリータッチで、かつ時系列的に事象が整理され、裁判での証言が時折混ぜながらまとめられていて、とっても良かったと思います。私は先月の株主総会で議事進行の動議を出しましたが、その際、原発を推進する株主の輩の発言は論拠が乏しかったため強く非難しました。せっかくなので、この映画、彼ら原発推進派のところへ送って勉強してもらったらどうですか?海渡先生のお話もとても分かりやすく面白かったです。

川口市 YKさん
 海渡弁護士のお話は、(東電株主代表訴訟に提出された)刑事裁判での証人尋問、証拠(書面)に基づき詳細なご説明でした。こうした説明なり、ポイントを裁判官がどう捉え、判決に反映させるのか、大いに気になるところです。

船橋市 HTさん
 映画は大変よくまとまっていて、使えると思います。様々な方々に拡散したいと思います。

和光市 MAさん
1.「存在しない」書類というのは考え難い。PC、サーバの検索機能を使えば見つかるのではないか?もう一つ、紙だけでなく、電子ファイルでも「存在しない」ということなのか弁論からだけではわからなかった。
2.裁判官の経歴が分かる仕組みなどないものか?裁判官の情報は異動経歴ぐらいしか明らかになっておらず、よくよく捜して関わった代表的判例程度。予断をもってはいけないが、関わった事件/判例/判決文などは一人ひとり市民が分析できる仕組みが必要と前回弁論時から続けて感じている。
3.被告側代理人がpresentation中、目をつむっている時間が長かった。
事務局注:1については、紙の書類のことです。

川崎市 KSさん
映画は、これぞドキュメンタリー映画と言える内容でした。事故から8年経った今改めて事故以前からの経緯を時系列的に整理されていて、私自身の頭の中が整理された。私自身はツイッターに登録しながらあまり利用していなかったが、この件はツイッターで拡散したい。日本の司法に対する不信はだいぶ前から募っているが、この件で被告人らが無罪になれば、司法への不信が決定的になる。司法の大改革が必要と思われる。海渡先生のお話は、細部に渡った内容で、テンポが速くてついて行けず、残念でした。内容はとても深いので、できればホームページに海渡先生のパワポ資料をアップしていただければありがたく思います。

20190711 UPLAN【街宣・記者会見・報告集会(一部)】東電株主代表訴訟

第48回口頭弁論傍聴報告

7月18日
前回口頭弁論期日の報告をアップします。

7月11日、東京地裁103法廷で第48回口頭弁論が行われました。

【概要】

10:30裁判官が入廷し、江原裁判長の「はい、おはようございます。じゃあ早速始めさせていただきます」の言葉で開廷しました。
■ 前回の期日以降の準備書面等ならびに相手方の対応についての確認
(1)原告準備書面(40)
       →補助参加人は原告準備書面(38)(39)への反論を次回期日までに行う。
(2)原告 書証 甲537〜555
(3)原告 文書送付嘱託申立書 
   →被告・補助参加人の意見はいずれも「しかるべく」であり、本日付で採用する。
(4)原告 文書提出要請10(下記に補足)
(5)補助参加人 第30準備書面、第31準備書面
(6)補助参加人 書証 丙202〜204
(4)の補足;
 裁判長が、次回までに補助参加人から文書で回答してくださいとした後、海渡弁護士より補足説明を行いました。→証拠甲298号の3の酒井さんの証人尋問調書の資料番号20の2/16付御前会議のパワーポイント資料12枚目、津波高さの見直しを説明した部分に『(添付資料参照)』とあるが、この資料は刑事裁判にも出ていない最重要資料であり、必ず残っていると思われる。資料作成者のパソコンなどを再確認し、家捜ししてでも探して欲しいとしました。補助参加人からは、すでに調査したが存在しない。再度調査は行うが結果は変わらないと思う、との発言がありました。
 また、刑事事件の被害関係の証拠については、刑事裁判所に対し被害関係証拠の送付嘱託をしましたが、プライバシーの関係がありできないとの回答があったということでした。海渡弁護士は、刑事事件に参加しており、法廷で朗読は聴いているので、調書の内容は知っているが、メモは不完全なものである。この調書は被害者の悲惨さが凝縮されており、それを裁判所に知ってもらいたいと発言しました。江原裁判官は、あらためて書面にして出してもらいたいと述べ、海渡弁護士はもう一度出しますと答えました。
■ 続いて甫守弁護士より、準備書面(40)の「長期評価の信頼性II」について、今回、刑事裁判の証拠も取り寄せられたので、それを踏まえての主張になるが、基本的には3年前の5月12日付の準備書面(18)から主張は変わっていないので、そちらも合わせて確認していただければ、として始めました。被告・補助参加人が「長期評価には充分な信頼性がなかった」と主張していることに対する反論になります。
 東電の津波評価担当の土木グループ内では、最新の耐震BC(バックチェック)には長期評価を取り入れなければならず、最新の知見を取り入れなければとの一致した意見であった。取り入れなければ後で批判されるとまで書いていた。当時、東電は長期評価の信頼性を認め、それに沿った安全対策をしようとしていたが、今になって信頼性がないと主張していることは大変矛盾していると強く主張しました。そして、長期評価の重要性についてスライド(全16枚)を用いて説明し、長期評価に従っていたらこの原発事故は防げたと話しました。
 甫守弁護士は最後に、「そもそも自然災害はいつ、どこで、どのような規模で発生するかを確実に予測できるものではない」「根拠のある予測結果に対しては謙虚に対応すべきである」という、平成26年7月の東京第5検察審査会の議決を引用して、説明を締めくくりました。
 前回から替わった江原裁判長も左陪席も、甫守弁護士の説明に熱心に耳を傾けているように感じました。
■ 次回以降の日程の確認〜閉廷
最後に、次回以降の日程の確認を行い閉廷しました。
・ 進行協議期日 9月20日(金)4:00PM(非公開) 
・ 口頭弁論期日 9月26日(木)10:30AM 103号法廷
・ 進行協議期日 10月28日(月)10:30(非公開)
・ 口頭弁論期日 10月31日(木)4:00AM 103号法廷

【記者会見】

 口頭弁論を終えて、河合弁護士、海渡弁護士、甫守弁護士、山崎さん、木村結さんにより記者会見が行われました。
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 冒頭、海渡弁護士より概況の説明がありました。
被告武黒たちの110ページにわたる準備書面10が出ている。これは刑事裁判における被告人らの主張をまとめたもので、ある意味、初めて被告が具体的な主張をした。これに対する反論の準備を急いでいる。次回までに刑事事件の記録に基づいた書面を出すことにしている。
 結果回避可能性に関しては、こちらが細かいところまで出しているが、東電側がまだ全部については反論を出してない。9月ごろ完了予定、9月に期日で揃うということなので、それを受けてさらに反論する。
 裁判所は、当初11月頃、証拠調べ(証人尋問)について3日間くらい取り結審と言っていたが、難しいかなと考えている。裁判官は、今回の甫守さんの準備書面(40)のプレゼンも興味深げに聞いていたし、認識も深まってきていると思う。9月に刑事事件の判決が出るが、判決の内容次第で、今後どうするかという話になっていく。
 リスク管理関係の資料について、国会事故調の資料が国会図書館にあるので送付嘱託申し立てをした。これは今日採用され、注目される点かなと思う。
 刑事事件の被害関係の記録は、本裁判所が刑事裁判所に掛け合ってくれたようだが出してくれない。これは重要な証拠であり、公開の裁判で読み上げられた調書なので、もう1回意見を言ってみる。
 平成20年2月16日の東電御前会議の津波高さ資料に「添付資料参照」とある。東電はないと言っているが、隠されているという印象を裁判所に印象づけることも重要である。かなり、接近戦というか、重要な論争が繰り広げられている訴訟になってきている。
 河合弁護士より映画の紹介がありました。
タイトルは『東電刑事裁判 動かぬ証拠と原発事故』で、ぜひ観て欲しい。時間は25分程度で、すでにユーチューブにあげた。今日の報告集会でも上映する。
 最後に甫守弁護士より、リスク評価関係について説明がありました。
今回申し立てているのは、東電資料で原子炉が長期間にわたって停止するリスク評価に関する添付資料があると書いてあり、東電にその資料があるなら出せと言ったが、東電は見当たらないという回答だった。しかし、国会事故調を見る限り、そういう東電資料を保管しているのは間違いないので、国会事故調の資料を保管している国会図書館に文書送付嘱託をした。これには被告も補助参加人も「しかるべく」と異議がない。国会事故調資料は非公開だが、取り決めは決まっていないはずなので、国会図書館がどう対応するか注目ポイントである。
 最後に新聞記者から、前回の期日で11月に3期日を取り証人尋問するという話があったが、今日はまったく触れずに終わったので、そこは?という質問がありました。
甫守弁護士からは、前回原告からの陳述もあり、裁判所としては再検討中である。完全に撤回ということではないが、決めたという状況でもない。次回期日の9月にはわかると思う、と答えました。
 

【報告会】

 
 木村さんから、『東電刑事裁判 動かぬ証拠と原発事故』ができた経緯の説明の後、できたての映画が初上映されました。上映の後には、時系列になっていてとても分かり易くまとまっていた、これで無罪になったら私たちは司法を信じられなくなる、などたくさんの感想や質問がありました。
 その後、海渡弁護士より『福島刑事裁判 弁護人ら弁論共通主張に対する反論』と題したお話がありました。
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 今日の期日、報告集会でのお話や新たにできた映画を見て改めて感じたのは、東電が真摯に長期評価に取り組んでいたら、双葉病院でたくさんの人たちが亡くなることもなく、当たり前の暮らしが奪われ8年過ぎた今も元の生活を取り戻せない人たちも生まれなかったということです。刑事裁判の中で新たな証拠や証言が明らかにされたことの意義は本当に大きいと感じました。それをこの裁判でも活かし、無責任な発言に終始する被告や東電には、最後にきちんと責任を取ってもらいましょう。
原告:七戸(記) 
  
プロフィール

NoNukes0311

Author:NoNukes0311
東京電力取締役の責任追及する:東電株主代表訴訟の公式ブログです。
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