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2011年3月11日の東京電力福島第1原発事故を起こした東京電力。取締役の個人責任を徹底的に追及する東電株主代表訴訟。株主代表訴訟ですべての原発を廃炉に!
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NoNukes0311

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東京電力取締役の責任追及する:東電株主代表訴訟の公式ブログです。
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12月13日
前回の第51回口頭弁論期日の原告による感想です。

 9月19日に下された刑事裁判のあのひどい判決文の全文がようやくこの日の株代の法廷の場で明らかにされました。これを踏まえて海渡弁護士が判決の問題点についてこの日、口頭で概要説明を行いました。各項目に報告者の主観を交えて報告します。
 また、この口頭弁論に先立って同じく東京地裁の706法廷で行われた、東電HD(ホールディングズ)の取締役らを相手とする「東電株主による違法行為差し止め訴訟」についても報告します。

東電株主による違法行為差し止め訴訟第1回口頭弁論の報告

 これは東海第二原発再稼働をめざす日本原電への、東電による資金援助をやめさせようとする裁判です。6月18日に二人の代表執行役を提訴していますが、10月25日に代表執行役一人と、取締役全員を相手に追加提訴しました。
 現在の見込みで2200億という巨額援助を、赤字東電がどうして?どのように?と首をひねらざるをえません。これを電気料金、しかも基本料金の先払いという形態で支出しようというものですが、東電は先月まで「援助することを決定したわけではない」と逃げていました(しかし10月28日の取締役会で正式決定)。
 本日明らかになったのは、何と東電HDがこの融資主体を100%株式保有の子会社である東電EP(エナジーパートナー)に丸投げしたこと。東電HD株主の声を届かせないための究極の脱法行為と言えるでしょう。会社分離のテクニックの離れ業です。「桜を見る会」における、黒を白と言いくるめる逃れ手口がここでも。
 「こういうことがまかり通る世の中を許しておいてはいけない」「子会社の損失も結局は親会社が被るはずなのに、責任を追及されずに済んでしまうのは絶対におかしい」。弁護士さんたちの頼もしい決意に拍手です。
 なお私事ながら白状します。我が家は太陽光発電パネルを設置しており、この売電と有利な深夜電力料金システムのため、いまだに東電との契約を思い切れないでいました。今度こそ決心。損も覚悟で新電力に移行します。
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期日後の記者会見(東京地裁 司法記者クラブ)

株主代表訴訟第51回目口頭弁論の報告

 海渡弁護士の口頭説明に報告者の感想を交えて書きます。
(1)9月の刑事判決は被害の事実ときちんと向き合っていない(双葉病院の悲劇に少し触れている程度)。失われずに済んだはずの命と、これだけの規模で国土を荒廃させ住民に苦しみを与えている事実の認定が足りない。
(2)原発に対して求められている安全性についての認定が不十分。重大事故を起こしてはいけないというほどの高い安全性は求められていなかった、と恥知らずにも言い切ってさえいる。原発は絶対安全と今まで振りまかれてきた神話は何だったのか! 「高い」安全性とやらは初めから嘘だった! これでもまだ原発推進政策続けるの? 国土も国民もいなくなったら何が残るの?
(3)刑事判決は、推本の「長期評価」には原子炉を停止させるまでのレベルの信頼性はなかったと片付け、建屋の水密化や電源の移設などすぐに可能だった対策を怠ったことについて何の判断もしていない。事故を起こしたとしても全電源喪失という事態までは避けることは十分可能だったはずなのに。
(4)原発を停止せよという意見を国からも研究者たちからも言われていなかった(から仕方ない)とも述べているが、東電はまさにこう言われないために長期評価をめぐる議論を隠蔽していたのだから、この見解にはとうてい納得できない。東電救済のためのこじつけ判決になっている。
(5)2008年2月16日の「御前会議」の後、3月7日に開かれたグループ横断会議で4m盤上の津波対策工事をめぐる議論がなされたことを、判決は認定していない。東電の隠蔽工作をそのまま受け入れただけの判決になっている。
 裁判官は一体どこを見て、どっちを向いて仕事をしてるの? と疑問だらけの判決でした。刑事は控訴されましたが、今は民事でまずこれらの疑問を突き付けて、真実を明らかにしていかなければなりません。
 次回第52回期日は2020年1月23日(木)10:00から東京地裁103号法廷です。(報告・ほ)


※期日後の学習会では、短編映画「東電刑事裁判不当判決」を上映し、この映画の監修も手がけた海渡弁護士より、詳細な解説がありました。
当日配付資料はこちら
映画はYoutubeで公開されています。また、DVDは福島原発刑事訴訟支援団で販売しています。

2019/12/13 16:02 動画 TB(0) CM(0)
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