3月30日
久しぶりにお勧め本のご紹介です。
七つ森書館より『いいがかり 原発「吉田調書」記事取り消し事件と朝日新聞の迷走』が出版されました。
多彩な論陣ですが、東電株主代表訴訟からも弁護団の海渡雄一弁護士、原告団事務局長の木村結が執筆しています。
朝日新聞の故・吉田昌郎調書の取消の問題点は私たち東電株主代表訴訟でも報告会などで指摘しています。
2012年の証拠保全の申立においても、撤退問題について準備書面を提出していました。
弁護団長、河合弘之の
映画「日本と原発」でも取り上げています。
本書において、民主主義の根幹が危ぶまれている現状をわかりやすく指摘しています。
一人でも多くの方にお読みいただければと思います。
『いいがかり 原発「吉田調書」記事取り消し事件と朝日新聞の迷走』
編集代表:鎌田慧(ルポライター)、花田達朗(早大教授)、森まゆみ(作家)
http://www.pen.co.jp/index.php?id=760 (出版社HP)
http://www.hanadataz.jp/00/front.htm (編集代表の花田教授のHP)
▽主な執筆者田辺文也(元原子力研究開発機構上級研究主席)/金平茂紀(ジャーナリスト)/大西祐資(京都新聞社編集局総務)/松元ヒロ(スタンダップコメディアン)/清武英利(ジャーナリスト)/石井暁(共同通信編集局編集委員)/徃住嘉文(北海道新聞編集委員)/宮崎昌治(西日本新聞官邸キャップ)/松元剛(琉球新報記者、編集局次長兼報道本部長)/永田浩三(武蔵大学社会学部教授)/野中章弘(アジアプレス代表)/ピーター・バラカン(ブロードキャスター)/西山太吉(元毎日新聞政治部記者)/マーティン・ファクラー(ニューヨークタイムズ東京支局長)ら
▽巻末資料「吉田調書」報道記事問題についての申入書
「吉田調書」記事の取り消しに関する申し入れ書 など
- 関連記事
-
コメント