第1回口頭弁論期日報告

6月25日
遅くなりましたが、第1回口頭弁論期日のご報告です。

入廷する原告および弁護団


6月14日10時半、東京地裁103号法廷は原告23名および代理人弁護士9名、被告側は被告及び補助参加の代理人弁護士、そして満席の傍聴席。
裁判長の「おはようございます」で始まった、第1回口頭弁論。

東電の補助参加
冒頭に原告側から東京電力の補助参加に対する異議申し立て。今回の東電の補助参加の問題については既にこのブログでも報告したとおり。
河合弁護士より、異議申し立ておよび、取締役会での意思決定の過程を明らかにするよう求めた。
これに対して、東電の代理人から異議の理由なしとの通り一遍の陳述。
さらに、東電側は補助参加の申し立て書に原発推進のためには取締役の責任はない旨の記述(としか読めない)がある。
これについても明らかにするように求めた。

被告側の答弁書
被告側の答弁書の冒頭で、原告兼代理人である紀藤弁護士に対して6か月間株式保有をしていないとして提訴請求適格を否定。
しかし、それは東電側の明らかな調べ間違いであるとし、紀藤弁護士からその主張および乙1号証(原告側の提出する証拠を甲号証というのに対して、被告側の乙号証という)の撤回を要求した。
紀藤弁護士は前年度定時株主総会にも出席されているし、被告側のこの主張については変だよなぁ、とみなが思っていたところだった。

意見陳述
いよいよ、メインの意見陳述。
河合弁護士はこの訴訟の背景として、なぜ日本で原発を動かしてはいけないか、原発事業を行う電力会社の取締役の善管注意義務の程度は通常の企業よりはるかに重いこと等をわかりやすく述べた。
続いて、原告山崎さんから、そもそもの原発のしくみとともに、福島原発事故が起こるべくして起きた事故であることを図面を用いながら陳述した。
さらに、福島原発事故により避難した浅田さんが被害者の立場から意見陳述。
もう二度と戻ることのできない故郷への思いを切々と述べられた。
福島の雑木林の中の、事故により奪われた浅田さんのかつての暮らしを思うと、瞼が熱くなった。
最後に木村結さん。
特攻隊の生き残りであったお父様に触れ、かつての戦争をとめることができなかった思いから、国策である原発を未来の子どもたちのために止めなければならないと脱原発活動に関わってきた思いを語られた。
そして、東電取締役が何ら責任を取っていないことを強く批判し、取締役の個人責任を追及するこの訴訟の重要性について訴えた。

報告会には、傍聴できなかった方も多数出席いただいた。
河合弁護士からの報告の後、それぞれの原告が自分の思いを述べた。
期日直前まで、いかにわかりやすく、この訴訟の背景、取締役の事故に対する責任がいかなるものかを裁判所に説明したいと、検討し続けた。
また、当日は河合弁護士及び山崎さんの意見陳述の要旨を傍聴席にも配布した。

次回期日について
傍聴や報告会においでくださったみなさま、どうもありがとうございました。
今後は、進行協議期日(公開の裁判ではなく、訴訟の争点の確認や証拠調べを行う時期などについて審理計画を策定したりなど進行に関する協議を実施するための期日)をはさんで、第2回口頭弁論は91314時から103号法廷で行われます。
今後とも、みなさまのご協力をお願いいたします。


・・・追記・・・
▼相手方提出書面(PDF)
答弁書
▼東電提出書面(PDF)
補助参加申出書


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