第3回口頭弁論期日報告/東電株主代表訴訟

11月26日
遅くなりましたが、11月16日の第3回口頭弁論期日のご報告です。
よろしくお願いいたします。

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東電株主代表訴訟裁判傍聴記(損害賠償請求事件 第3回口頭弁論)

 11月16日、東京地方裁判所103号法廷にて第3回目の口頭弁論が開かれました。開始前には地裁正面入り口脇で、原告団より拡声器を使った訴えとともに「事故は人災、責任は誰に……」のチラシが通行人に配られました。傍聴は抽選とはなりませんでしたが、多くの人が傍聴に訪れました。
 開始時間の10時半を少し回ったところで裁判官3名が入室。原告25名(共同訴訟参加人含む)、原告代理人弁護士12名、被告側代理人14名が着席し、裁判長よりしばし訴訟資料等についての確認がありました。また海渡弁護士から、補助参加人(東電)の準備書面は、最近発表された東電の見解(10月12日のタスクフォース)と津波の予見可能性が異なるとして釈明を求めました。それに対して東電側代理人は、タスクフォースはあくまで事後評価であり、準備書面と矛盾しないと述べました。
 その後前回に引き続き、海渡弁護士よりパワーポイントを使って「福島原発事故の根本的原因と東京電力の責任」についてのプレゼンが30分ほど行われました。過去の原発訴訟における裁判所の判断の問題、耐震・耐津波対策の問題、国会事故調の報告などに触れ、原発が持っている多くの問題点をわかりやすく話してくれました。傍聴というよりはレクチャーを受けているような充実感があります。
 海渡弁護士が指摘した点で印象に残っていることをいくつか記します。
・東電は問題を先送りするのが常である。
・東電は耐震補強の必要性を認識していた。
・2006年の時点でいろいろ指摘があったが、誰が知っていたかが問題。
・この事故は「自然災害」ではなく、「人災」である。
・地震による破損は国会事故調でも指摘されている。
 一方被告側(東電側)の代理人弁護士は、正義のためというよりは法律事務所や個人の利益のための仕事なのでしょう、いまひとつ表情に精彩がありませんでした。今回は口頭での反論もなく、第1準備書面として、本件津波の予見可能性についての主張に対する認否が文書で行われただけでした。
 毎回わかりやすいプレゼンが好評の河合弁護士は今日は出番がありませんでしたが、座っているだけで安心させるオーラがありました。
 なお、今回は傍聴席にいくぶん空きがありましたので、次回は是非とも傍聴席をいっぱいにしたいですね。
 最後に、担当裁判官の氏名を記憶することは大切ですので記しておきます。
 民事第8部甲合議係 裁判長:垣内正、裁判官:松下貴彦、裁判官:山下浩之
 今回の記録担当は原告番号14、見上でした。

*「脱原発・東電株主運動ニュース」No.222(2012年11月18日発行)に掲載されたものです。

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