第37回口頭弁論期日、報告会&学習会の感想と動画

12月26日
いよいよ今年もあとわずかとなりました。
先日の期日は多くの方に傍聴においで頂き、ありがとうございました。
(期日での法廷での弁護士による口頭説明ですが、直前にプレゼン資料の作成が決まったために、裁判所へのパワーポイントの使用のお願いが間に合いませんでした。)

感想文


★T.K.さん(東京都豊島区)
・東電の汚染水対策は科学的に考えられていないのに、多額の費用をかけている。
・結論として、原発を運転する能力は東電に存在しない。
・福島の対策を究明せず、再稼働できないことを自覚すべきだ。
・ムダ使いが多すぎる。一般企業では(もし東電と同じような事故を起こしていたら)“倒産”しているが、政府の補助金で助かっているだけ。政府に責任がある。
★M.A.さん(埼玉県和光市)
・(前回10/26は)16:30開廷にもかかわらず、裁判官3人とも、時計を気にすることなく熱心に聞いていたのが好印象。
・傍聴者には「進行協議」で何を話しているのか分かりにくい。大竹裁判長は、傍聴者にも分かりやすく話してくれるが、裁判独特の用語などは、分かっている前提で話している印象がある。
・いつも被告席に近いところで傍聴しているからか、弁論が始まる前の原告席のにぎやかさと、被告席の静けさ、コントラストが面白い。
★R.U.さん
とても頼りになる弁護士さんたちが頑張っていて、すばらしいです。
次々に資料を見つけ出して突きつけてくれるので、今後も応援していきたいです。
年金生活なので、あまりカンパはできませんが・・・。
(学習会での)山崎さんの話は難しかったけれど、とにかく、いい加減に原発を考えている東電、安全より金もうけ、ということが良く分かった。
いつもユーチューブにアップしてくれるUplanの三輪さんもありがとう。
★E.K.さん(千葉県香取市)
(学習会で)柏崎・刈羽原発の危険性がよく分かりました。
この再稼働をやろうとしている東電・規制委のひどさに、あらためて怒りを感じます。

20171221 UPLAN 山崎久隆「福島第一の今と東電問題~どんな問題が何処にある?」

Uplanさん、いつもありがとうございます。

第37回口頭弁論期日 書面

本日は傍聴に来ていただき、ありがとうございました。
提出(陳述)書面等をアップします。法廷で原告提出書面について、意見を述べた際の説明資料もアップしました。

原告
平成29年12月6日付け準備書面(29):近時の東京電力福島第一原発事故の損害賠償請求判決を踏まえて,東電の法令違反,津波の予見可能性について主張を補充。
平成29年12月8日付け準備書面(30):被告勝俣,同清水の第8準備書面への反論及び善管注意義務違反に関する主張の補充。
平成29年12月12日付け準備書面(31):被告武黒ら第7・8準備書面への反論及び,予見可能性と結果回避可能性に関する主張の補充。
被告(勝俣恒久,清水正孝):なし
被告(小森明生,武藤栄,武黒一郎):なし
補助参加人
平成29年12月6日付け第24準備書面:原告・準備書面(28)への反論
平成29年12月13日付け事実経過表 ※今回アップしません。

口頭弁論期日でのプレゼン資料(期日では口頭で説明)

次回12月21日第37回口頭弁論期日

11月21日
次回の口頭弁論期日についてお知らせいたします。


12月21日(木)午後1時半 第37回口頭弁論期日 

▼チラシ(以下、PDFファイルが開きます)
171221.jpg 
今回の期日では、原告側より、被告勝俣、清水らの代表経験者への任務懈怠についての反論、被告武藤、武黒、小森らへの反論書面を提出予定です。

多くの方に傍聴に来ていただき、この訴訟の社会的関心の高さを示すとともに、未だ福島第一原発「事件」の被害は続いていることを裁判所に対してもアピールできればと思います。
周りの方にもお誘いのうえ、ぜひご参加してください。

期日後には報告集会&学習会を予定しています。学習会では、原告でたんぽぽ舎の山崎久隆さんに福島第一原発と東電の問題についてお話しいただきます。
ご期待ください。

【スケジュール】

12:30~ 原告によるアピール

     東京地裁正面玄関前(霞が関駅A1出口を出て裁判所に向かう通りの前辺り)
     ▼東京地裁
     東京都千代田区霞が関1-1-4(地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分,地下鉄東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩3分) 
     ▼地図
     http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html

1:30~ 第37回口頭弁論期日

        東京地裁103号法廷

3:15~、報告会&学習会

裁判報告:甫守一樹弁護士
学習会講師:山崎久隆(原告、たんぽぽ舎)

●会場:衆議院第二議員会館 第1会議室
   (裁判所から地下鉄で1駅)
・申し込み等不要・無料

第36回東電株主代表訴訟口頭弁論(2017.10.26)傍聴記

11月10日

 前回期日の報告です。最後に、期日前の原告アピールの様子、記者会見の動画をアップしています。Uplanさん、いつもありがとうございます。


 爽やかな秋晴れに恵まれた当日、第36回口頭弁論が午後4時半から始まった。双方の準備書面等の確認から始まった約20分の過程のなかで最も一同の関心を引いたのは次の2点――証人調べの今後の進行と、刑事裁判の書証について原告・被告代理人の間で緊迫(?)の話し合いがあったこと――であった。被告らの毎度おなじみの言い訳である“想定外の天災の最中に発生した福島原発事故の予見や回避は不可能だった”は回を追うごとに破たんしてきたが、その言い訳の綻びは今後更に広がることだろう。証人調べと刑事事件の書証の詳細は以下の通り:
 

今後の証人調べについて

 今回口頭弁論で、元東電経営陣の被告勝俣、被告清水、被告武黒、被告武藤、被告小森と、東電従業員の酒井俊朗氏、高尾誠氏の当訴訟での証人調べの可能性が高まったように筆者には感じられた。なお、酒井、高尾両氏は東電の土木グループのメンバーで、特に高尾氏は原発事故前に福島沖の巨大津波発生予測や対策について東電経営陣に幾度となく説明していた人物だ。もし証人調べが実現すれば、証人のうち誰が一番で、それに続く証人が誰かは、刑事裁判の進展次第で決まっていくことになろう。
 海渡弁護士によれば、来年1月と2月の刑事訴訟の証人尋問の流れを追うようになるため、当訴訟での最初の証人調べは来年4月以降となりそうで、被告清水、被告小森の証人調べが実現すれば、彼らは刑事訴訟の被告人ではないので、当訴訟が彼らの証言を聞ける唯一の機会となる、という。そして、他の証人たちの刑事、民事の両法廷での証言を聴き比べていただければ、と続けた。2018年は当訴訟関係者ばかりでなくあらゆる原発訴訟関係者にとって正念場の年になりそうだ。

刑事事件の書証について

 先に述べたように、今後の証人調べは刑事裁判の進展を追うように進むもようで、その際には刑事訴訟の文書が重要な裏付け資料としての役目を大いに果たすであろう。文書はプライバシー・秘密保護の観点から一部黒塗りとなるが、過剰な隠ぺいとならぬように願いたいものだ。

記者会見

 海渡弁護士から期日の概要説明があった。証人の具体名があげられたこと、その出廷順番は未定であること、刑事裁判の進行状況に差支えのない範囲で関係文書が当訴訟でも検証されるであろうことなどが、本日の大きな進展として報告された。

 今回期日は午後4時半からだったので、司法記者クラブでの記者会見以外の行事(報告会、学習会)は行われなかった。



 筆者は原告としてあの過酷事故を振り返るたびに、割り切れない理不尽さを感じます。原発事業者たちなどは国策の名のもとに数々の恩恵を受け十分保護されているのに、福島原発事故被害者は軽んじられ捨て置かれ、事故の記憶の風化だけが粛々と進んでいるではないかと。私たち原告はその流れに抗い、被告らが運命のあの日に至るまで何を知り、何を知らず、何をし、何をしなかったのか、そしてその理由や目的は何か、を切に知りたいと願っています。私たちの法廷での闘いはまだまだ続きます。ぜひご注目ください。今年度の期日予定は下記のとおりです。

2017.12.21(木曜日) 午後1:30~ 
2018.2.1 (木曜日)  午前10:30~          
2018.3.22(木曜日) 午前10:30~

*会場はいずれも東京地裁第103号法廷です。
**いずれも期日後に報告会・学習会を議員会館で開催する予定です。(会場の正式決定は一か月前です。東電株主代表訴訟のブログでご確認ください。)      
***12.21の学習会は山崎久隆さん(原告・たんぽぽ舎)の講演「福島第一のいまと東電問題、どんな問題が何処にある?」を予定しています。         
(原告 加藤)

20171026 UPLAN 東京電力株主代表訴訟第36回口頭弁論期日

提出書面など

11月7日
前回10月26日の口頭弁論期日に傍聴に参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。
遅くなりましたが、提出書面等を掲載いたします。

提出(陳述)書面等(前回期日から提出された書面含む)

    平成29年10月23日付け文書提出要請6 ※アップしません
被告(勝俣恒久、清水正孝)
被告(小森明生、武藤栄、武黒一郎)
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次回期日等

平成29年(2017年)12月21日(木)午後13時30分第37回口頭弁論期日(東京地裁103号法廷)
平成30年(2018年)2月1日(木)午前10時30分第38回口頭弁論期日(東京地裁103号法廷)
平成30年(2018年)3月22日(木)午前10時30分第39回口頭弁論期日(東京地裁103号法廷)

プロフィール

NoNukes0311

Author:NoNukes0311
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