本日提出書面など

3月22日
本日は第39回口頭弁論期日でした。
足下の悪いなか、傍聴においでくださったみなさま、ありがとうございました。
本日提出書面についてアップしました。

原告

平成30年3月9日付け準備書面(33):予見対象となる津波について
平成30年3月9日付け上申書(文書送付嘱託について)*アップしません

被告(勝俣恒久,清水正孝)/被告(小森明生,武藤栄,武黒一郎)

特になし

補助参加人(東京電力)

平成30年3月9日付け第25準備書面:原告ら準備書面(29)のうち、法令違反に対する主張への反論
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期日後の記者会見(東京司法記者クラブ)

次回3月22日口頭弁論期日

2月26日
世間では平昌オリンピックが終了、東京マラソン、次が平昌パラリンピックですが、重要なニュースがその影に隠れてしまうことを危惧します。次回の口頭弁論期日についてお知らせいたします。


3月22日(木)10時半 第39回口頭弁論期日 

▼チラシ(以下、PDFファイルが開きます)

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東電株主代表訴訟と姉妹関係ともいうべき、本件でも被告の勝俣氏、武藤氏、武黒氏を被告人とする東電福島第一原発業務上過失致死傷事件の刑事公判が今年から再開いたしました(次回は2月28日第4回公判期日)。前回2月8日の期日では、2002年の推本の長期評価への信頼性を揺るがせようとした弁護側の新たな書証の提出によって、かえって、内閣府から推本への圧力が加えられていた生々しい事実が明らかになりました。今後続く証人尋問にもご注目ください(福島原発刑事訴訟支援団のサイト)。
今回の期日では、原告側より、予見可能な津波の高さについての主張予定です。補助参加人東京電力からは、原告らの準備書面(29)における法令違反の主張に対して反論予定です。
事故からまもなく7年を迎えます。多くの方に傍聴に来ていただき、この訴訟の社会的関心の高さを示すとともに、未だ福島第一原発「事件」の被害は続いていることを裁判所に対してもアピールできればと思います。
周りの方にもお誘いのうえ、ぜひご参加してください。
期日後には報告集会&学習会を予定しています。学習会では、原告で元双葉町長の井戸川克隆さんに町お話を伺います。井戸川さんは住民を被曝させた責任を東電と国に問う訴訟(福島被ばく訴訟)も提起しています(井戸川裁判を支える会)。
ご期待ください。

9:30~ 原告によるアピール

東京地裁正面玄関前(霞が関駅A1出口を出て裁判所に向かう通りの前辺り)
▼東京地裁
東京都千代田区霞が関1-1-4(地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分,地下鉄東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩3分) 
▼地図

10:30~ 第39回口頭弁論期日

        東京地裁103号法廷

12:30~ 報告会&学習会 ※ロビーで通行証を配布します。※※予約等不要、参加費等無料

裁判報告:甫守一樹弁護士
学習会講師:井戸川克隆(原告、元双葉町長)

●会場:衆議院第一議員会館 大会議室地下・裁判所から地下鉄で1駅/徒歩約15分)

第38回東電株主代表訴訟傍聴記

2月7日

前回期日のご報告です。


第38回口頭弁論期日報告

 1月29日発売の『AERA』に「東電は2002年の段階ですでに津波対策を保安院から要請されていたのにそれを拒否していた」とする添田孝史さんの“スクープ”が載った。

 この記事が出た直後2月1日の期日。この日はタイムリーなことに、学習会の講師に添田さん本人が招かれていたため大勢の来場があるのではないかと予想されたが、折からの寒さのせいか(?)傍聴者の数が伸びなかったのは大変残念だった。

 他にも残念だったのは、刑事裁判で出てきた書証について、株代訴訟への取り寄せが期待されていたのに、刑事の法廷が「原子炉等規制法による核物質防護情報にあたる可能性があり、取り寄せに応じるか否かの判断を慎重に行っているところである」として、当面応じなかったことである。

荒廃した事故原発においては事故の原因究明こそが必要であり(事故の責任も含む)「防護って何から何を防護よ?」という気もするが、それはさておき、裁判所としては「優先的に開示を求めたい資料等については繰り返し刑事法廷に求めていくので、項目と根拠を説明してほしい」ということで、原告側から上申書を提出することになった。

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 さてこの日は、被告である勝俣氏・清水氏から自分たちの責任を否定する書面が提出されたとのことだった。

 またすでに新事実を加えて充実してきている「事実経過表」につき、内容ごとに被告たちから反論の理由があれば付け加えるか検討するように裁判長から指示があった。「被告たちはこのままだと自分たちの不利になると理解したのだろう。言い分を出してこようというのは良いことだ」と海渡弁護士は評価している。

 原告からは1月30日付け準備書面(32)が提出された。これは刑事法廷での審理計画や東電の上津原勉証人(事故当時東電の原子力設備管理部・部長代理)の尋問によって明らかにされた事実をまとめたもの。ここで整理されていることは3点あった。

 1点目は、「10メートル盤に10メートルの防潮壁を築くことは工事が困難であった」とする東電の今までの主張にもかかわらず、「困難とはいえ不可能ではない」という上津原氏の証言を得たことである。

 2点目は、2008年に東電内土木グループによって提示された15メートルを超える想定津波高さに対して「違和感を覚えた」との上津原氏の証言が、指定弁護士(検事役)の尋問によって「今まで指摘されたことがないという以外には、違和感に具体的な根拠があったわけではない」というのに過ぎないことがはっきりした。

 3点目は、東電が主張する「南側に防潮壁をたとえ作っていたとしてもそれでは足りず事故の発生は回避できなかった」について、指定弁護士側からの尋問の中で上津原氏が「(具体的な防潮堤についてはいろいろな)検討を踏まえて設置場所が決まっていくことになる」と証言したことである。つまり東電設計のシミュレーションだけでどこに防潮堤を設置するか決まるわけではないということだ。

 こうして、東電側がいたずらに津波への対策を引き延ばしてきたことが少しずつ裏付けられている印象をもった。

 最後にこれ以降の期日の指定について、すでに前回までに3月22日(木)午前10:30~が決まっていたが、新たに5月17日7月5日が加わった(ともに午前10:30から)。

学習会の報告

 内容についてはUPLANの三輪さんがアップしてくださったYouTubeの動画を参照していただきたい。また添田さんの著書『東電原発裁判――福島原発事故の責任を問う』(岩波新書)をぜひお読みいただきたい。

 それにしても添田さんは嘆いていた。「刑事裁判が始まって新事実がもっとどんどん出てくると思っていたがなかなか出てこない。知りたいことへのアクセスに大きな制限がかかっている」

 添田さんによると、取材で遭遇する困難が以前に比べて大きくなっている、以前はアクセスできていた情報でさえ時がたつにつれて非公開になっていたり、黒く塗りつぶされて出てきたりする、政府事故調の報告書は肝心なことを隠そうと腐心しているようだ、そもそも集められた証言には委員にすら開示されていないものがあるらしい(政府事故調の委員の一人だった柳田邦男氏と話してそう確信した)、情報開示を追求していくと、いたる所で壁が立ちはだかるのを実感する、とのこと。※添田孝史さんの当日プレゼン資料 (pdf化しています)

 お話の後は添田さんと弁護団の甫守弁護士との対談になった。

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 甫守弁護士は「ジャーナリストはもっと取材して情報をどんどん発掘してほしい」と添田さんに注文。例えば、東京新聞が1面で報じた、大飯原発の基準地震動の算定が不十分ということは、以前に準備書面でも書いているのに、報道されなかった。このようにジャーナリストが取材して報道してくれなければ情報が埋もれたままになってしまう。「こんなに大きな事実が出てきたのになあ」と残念に思えることが、裁判官からもジャーナリストからもみすみすスルーされてしまっている。大事な情報を読み取る目を養うようがんばってもらいたい、と発言。添田さんは「そう思われるんだったら弁護団も食いつきやすくして情報を出してくださいよ」とリクエスト。すると甫守弁護士は「準備書面での主張を、わかりやすく料理してあげないと食べてもらえないんですね。それでは気を付けることにします」と皮肉(?)のジャブ。それにしても弁護士さんたちって沢山コマをお持ちだったんだ。法廷のやり取りで一体何が進行してるんだか見えていない外野席にはストレスが募る。

 しかし弁護士さんたちでさえも、同時並行・全国で進む刑事・民事の個々の裁判で一つ一つ明らかにされていく事実をすべて把握できるような状況にはないらしい!! 福島原発事故の損害賠償請求の弁護団が連絡会を作って情報共有化の努力をしているが、そもそもすべての裁判が連絡会に加入しているわけではないようなのだ。

 目隠しをされて巨象を撫でまわしようやく断片的な事実を得ているような状況の中で、ではどうやって事故の真実を見つけ、同じ過ちを再び繰り返さないことができるのだろうか? 添田さんの努力と分析力に瞠目しがんばっていただきたいと期待すると同時に、私たち自身ももっと勉強し知る努力をしていかなければならない(それこそがジャーナリストたちの仕事を支えることにもなる)と深く反省させられた学習会であった。毎回出席できているわけでもなく、複雑に積み重なっていく展開、登場する人物とその役職を追っていく気力も努力もないまま、漫然と傍聴席に座っているだけの自分であったからなおさらであった。

 「いいですか、これから刑事(本件被告の勝俣らの強制起訴事件)の展開はすごいスピードになりますよ(6月15日の第17回まで公判期日が指定された)。ついてくる準備はできてますか?」最後に甫守弁護士からのハッパである。

(報告・N.H.)

第38回口頭弁論期日の後の会見、報告&学習会の動画と感想

2月5日

前回期日等の感想と動画についてご紹介します。

●M.S.さん(福島県田村市)
・傍聴
初めて株代の傍聴に来ました。
裁判長が気さくな感じの人で、意外でした。
海渡先生が熱をもって主張されている姿が頼もしく感じられました。
・報告会&学習会
講師の添田さんの持つ膨大な情報と、甫守先生の分かりやすくユニークな解説で、今まで何となくボヤッとしか理解していなかったことが、くっきりしてきたような感じがしました。
対談も非常に良かったです。

●I.Y.さん(東京都世田谷区)
・傍聴
原告側の口頭での陳述があって良かった。
被告側にも口頭での陳述をさせてほしい。
・報告会&学習会
添田さんの追求のすばらしさ、これからもよろしくお願いします。
甫守さんとの対談、難しい問題点が分かり、親しみを感じました。

●Y.K.さん(埼玉県川口市)
今日も、いろいろ勉強になりました。(政府事故調が検察主体だったこと等、東電の隠ぺい体質)

●G.N.さん(東京都港区)
司法に望みを託し、正義が実現されることを、ちょっと期待したいと思った。

感想文は報告&学習会で配布した受付票から紹介しています。ご協力ありがとうございます。文章の趣旨を変えず、事務局で手を入れさせていただく場合もあります。

以下、記者会見と報告集会の動画です。
Uplanさん、いつもありがとうございます。

本日の期日提出書面

2月1日
本日は東電株主代表訴訟、第38回口頭弁論期日でした。
寒いなか、ありがとうございました。
提出書面等をアップします。
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期日後の学習会 添田孝史さんと甫守一樹弁護士(参議院議員会館)

原告
平成30年1月30日付け準備書面(32)-刑事事件第2回公判期日で明らかになったこと
平成30年1月30日付け意見陳述書-刑事事件第2回公判期日の報告
被告(勝俣恒久,清水正孝)
被告(勝俣恒久,清水正孝,小森明生,武藤栄,武黒一郎)
平成30年1月23日付け事実経過表 

次回期日等
3月22日(木)午前10時30分 口頭弁論期日(東京地方裁判所103号法廷)
5月17日(木)午前10時30分口頭弁論期日(東京地方裁判所103号法廷)
7月5日(木)午前10時30分 口頭弁論期日(東京地方裁判所103号法廷)
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NoNukes0311

Author:NoNukes0311
東京電力取締役の責任追及する:東電株主代表訴訟の公式ブログです。
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